乾燥対策にセラミド!化粧品の選び方と食べ物。効果や種類、アトピーにも

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保湿化粧品を選ぶ時によく耳にする「セラミド」という成分。なんとなくお肌を潤してくれる成分というのは想像がつくと思います。
ただそんなセラミド、実はすっごく奥が深い!だから細かいメカニズムを説明すると、とっても専門的で難しいお話になってしまうんです。
なので今回は今大人気のセラミドを、かみ砕いて説明していきますっ。
セラミドってそもそも何なのか、とことんかみ砕きます!
セラミドはもともとお肌の中に存在しています。つまり誰でもみんな肌の中にセラミドを持っているんです。

⬆︎皮膚表面の拡大図です(^-^)
お肌には皮脂(お肌の表面、皮)があり、その下には、角質細胞という細胞があります。
その角質細胞の中にセラミドはいます。そしてこのセラミドは、細胞と細胞の間をぴったり埋めて、肌から水分逃げないように「ぎゅっ」と抱きしめてくれる力を持っているんです。

この角質細胞どうしの隙間を埋めているのが「細胞間脂質」、セラミドやコレステロール、脂肪酸などでできています。この細胞間脂質がぴたっと隙間を埋めてくれるお陰で、外界から刺激物の侵入や肌の乾燥を防ぐことができます。肌荒れを防いで潤いを保つ、バリア機能のキーパーソンそのものです!
お肌に水分を保つために必要不可欠のセラミドですが、20代を境目にどんどん肌から減っていき、50代を迎える頃には20代の半量しか作られなくなってしまうんです。
つまり、年齢を重ねるほどに足りないセラミドを自分で補う必要が出てきます。
セラミドは「体内」と「体外」どちらからでも補える
美容成分として今大人気のセラミドですが、元々体内に存在する成分なので、実は食べ物で補うこともできるんです。
ちなみに、セラミドを多く含む食材は、、、
- セラミドがたっぷり入った食品は・・・
- こんにゃく芋
- お米
- 小麦
- 乳製品
- 大豆
- ほうれん草
こんなに色々。これらを食べることで肌の内側からセラミドを補うことができるんです。
ただ、食品から1日に必要なセラミドをすべて補おうとすると、白米だったらご飯茶碗25杯も必要なほど。汗
それを毎日となると、ちょっと・・食べきれない量ですよね。
そこで役に立つのが、セラミドが配合された化粧品。最近では「セラミド配合」と書かれた化粧品にもいろんなものが増え、どのコスメをどんな基準で選べば良いのか迷ってしまいますよね。

肌内部のセラミドを減少させる残念な食べ物
サラダ油などに多く含まれているリノール酸。必要以上に摂りすぎると、血管や筋肉に影響するプロスタグランジンというホルモンが増えて肌内部のセラミドを減少させてしまいます。
日本で広く普及しているオイルなので揚げ物をたくさん食べると、皮膚のセラミドにも影響が出るかもしれません。
またリノール酸はドレッシングやインスタントラーメン、マーガリンなどにも多く含まれているので食べ過ぎには要注意です!
美容成分セラミドの種類&特徴について
ではでは、保湿化粧品に含まれるセラミドは、どんな特徴を持っているのでしょうか??
セラミド配合保湿化粧品で期待できる作用
- 外部の刺激(カビやホコリ、化学物質 等)から守る
- 水分の保持機能を高める
- シワの深さを軽減する
- お肌のターンオーバーの促進 等
こんなに沢山!特にセラミドは「天然型」「ヒト型」で、得られる性質も変わる上、細かく種類も分けられています!
しかも美容成分として認められているだけで7種類もあるんです。その性質も種類ごとに違うので、自分の肌の悩みに合わせてチョイスするのが大切になります。
セラミドの種類
セラミドはもともと食材からも補えるだけあって、植物・動物・酵母と色んなものから作ることができ、「天然セラミド」と呼ばれています。
また、ヒトの皮膚の構造を真似して作られた「ヒト型セラミド」は、これら天然セラミドと同じくらい低刺激&高保湿力!にもかかわらず価格も手頃なため、人気がうなぎのぼり状態です。
しかもその中でさらに特徴が分かれていて
- セラミド1
- バリア機能をサポート!希少価値が高くレア
- セラミド2
- もともと人間の肌&髪に最も多く含まれている。成分としても割と一般的
- セラミド3
- 保湿+シワ軽減。加齢で減少するので化粧品で補うと◎
- セラミド4・5
- バリアを作って肌荒れを防ぐ
- セラミド6
- 水分保持+ターンオーバーを整える。セラミド3同様加齢で減少する
- セラミド7
- 皮膚にいる菌のバランスをキープする
などなどなど。。
しかもアトピー性皮膚炎を持っている人は、からだの中でセラミドが作りにくく、特にセラミド1が極度に不足しています
セラミド自体は、お肌が生まれ変わるタイミングで作られます。だからターンオーバーを促すケアや食事(アミノ酸など)を心がけることも大切です。
内側からの食事ケアと、外側から補う保湿ケアを組み合わせることで、30代以降の肌の水分不足をケアすることができます。
化粧品で外側からセラミドを補う時は、加齢で減りやすいセラミド3や6を補える保湿化粧品を選ぶのがオススメです。
※この情報は、あくまで個人の感想・解釈によるものです。
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二児の母。長女の小学校入学に胸ルンルンの母シズエ。趣味は、釣りと愛車のお手入れという男らしい一面を持つ反面、コスメオタク&脱毛マニアというまさかのハイレベル女子。きめ細かな心遣いと細かい事は気にしない豪快さで、幅広い層に対応いたします(笑)
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