【冬ニキビ悪化説】ニキビが一番ふえる季節、実は冬だった
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思春期のニキビ対策というと、とにかく顔表面の脂を取り除くイメージがあります。それは思春期のニキビは、皮脂がたくさん出て毛穴が詰まるのが原因だからです。
そんな印象が強いせいで、大人になってから出来るニキビにも、同じような「皮脂を取り除くケア」をしてしまいがち。
でも本当の大人ニキビは、ストレスが原因でホルモンが乱れるからできるとか、食事、睡眠不足、飲酒といった生活習慣が原因で免疫力が下がるからできるとか、とにかくとっても複雑です。
しかも大人のニキビにはできやすい季節があるってご存知ですか??
その季節こそ・・そう、冬なんですっ。
「思春期のニキビ=テカテカが原因」みたいなイメージが先行するせいで、なんとなく「夏にニキビができやすい」って思っていませんか?もしそうなら、間違いです!
今回は、「なぜ冬に大人ニキビができやすいのか」詳しく解説してまいります。
冬に大人ニキビができやすい理由とは?
ニキビはそもそも、生きる環境とか生活習慣とか体調の良し悪し、それに生理の前・・こんな風に色んな原因が複雑に混ざり合って出来るもの。しかもその原因は一人一人全く違います。
でも原因は違っても、冬は誰にだって訪れますよね。
生活習慣とか日々を過ごす環境とかが違っても、冬はどんな人にも平等に訪れるわけです。
だからこそ、要注意。
「生理の前でもないのに、最近ニキビが悪化してきた」とか「これといって思い当たる節もないのにニキビが増えてきた」こんな風に思っている方、冬ニキビを患っている可能性アリです。
というのは、先ほど言ったように、大人ニキビができる代表的な理由のひとつは「ホルモンの乱れ」だから。冬はホルモンが乱れやすくなる条件が最も揃ってしまう、怖〜い季節なのです。
冬になると「ホルモンが乱れる」のはなぜ
ズバリ冬の「寒さ」が関係しています!
寒くなると、特に女性は「冷え性」で悩まされる人が多いですよね。
体が冷えてしまうと、体内では自律神経が乱れるので、ホルモンのバランスが崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れると男性ホルモンが増加するので、肌の内側では、皮脂が大量に分泌されてしまったり、角質が硬くなりやすくなります。
角質が硬くなると、毛穴が塞がれやすくなるので、ニキビが悪化しやすい肌質になってしまう訳ですね。
しかも冬はストレスが多い=ニキビもできやすい
ホルモンバランスが崩れる原因として、最も一般的なのは「ストレス」ですが、多くの人が冬に「ストレスを感じやすい」傾向があります。
年末年始は行事ごとも多く、イレギュラーな日が続きますよね。生活リズムが狂ったり、たくさんの人に会って気疲れがのしかかる場合も多いです。
さらに冬場は、日照時間が短いので日の光を浴びる時間が減ります。
日光を浴びることで、人の脳内からは「セロトニン」という精神を安定させる物質が出るのですが、冬場は日に当たる時間が短くなる分、セロトニンが不足しやすいのです。
そのせいで調子が上がらなかったり、場合によっては「うつ」のような症状が出ることも。(※ 冬場の体調不良について気になる方は、「冬季うつ?寒さが引き起こす体調不良の正体は「冬バテ」に」に詳しく載っています^^)
ストレスが増えると、肌のターンオーバーが乱れるので、古い老廃物がいつまでも肌の表面に残り毛穴をふさいだり、新しい皮膚に生まれ変わるのが遅くなって、お肌の表面がよどんだ状態になりやすいです。
ターンオーバーの乱れが原因で、新しい皮膚に生まれ変わる力が弱まったり、古い老廃物がいつまでも肌の表面で毛穴をふさぐ状態が続くと、毛穴の中にはどんどん汚れが溜まり、ニキビの膿を作り出すアクネ菌が繁殖してしまいます。
結果、ニキビは悪化の一途を辿りかねません。
さらに追い討ちをかける、冬だからこそ大人ニキビが悪化する理由
ここまで「冷え」と「冬場のストレス」が大人ニキビを悪化させる、というお話をしてきました。しかし冬場には、この二つ以外にも『最強に恐ろしい敵』が潜んでいるのです。
『最強に恐ろしい敵』、それは乾燥です。
「乾燥すると大人ニキビが悪化する」と聞くと、ちょっと不思議な感じがするかもしれません。ですので、ここからは冬場の乾燥が大人ニキビを悪化させる原因を解説していきましょう。
大人ニキビが「Uゾーン」にできやすい理由を考えればすべてわかる
空気が乾燥する冬は、お肌も水分不足になりがちです。肌が水分不足になると、肌は内側からどんどん乾燥してしまいます。
乾燥が進むと、肌は干物のように徐々に硬くなり、毛穴が塞がれやすくなるのです。塞がれやすくなった毛穴の中に老廃物や皮脂が溜まってアクネ菌が入り込むことで、ニキビはどんどん悪化してしまいます。
考えてみると、大人ニキビができやすいのは顎まわりなどの、いわゆる「Uゾーン」が多いですよね。
Uゾーンは、他の部位と比べると乾燥しやすい部分。そのため乾燥が進みやすく、毛穴が塞がれニキビになりやすいのです。
特に暖房を使うと空気は一気に乾燥するので、気をつけましょうね。
- 冬場のニキビが悪化しやすい原因
- 冷えが原因でホルモンバランスが崩れる
- 冬の「いろいろ」がストレスの元になって、ターンオーバーが乱れる
- 空気の乾燥が原因で肌の角質が硬くなる
この3つが「冬場のニキビを悪化させる元凶」というお話をここまでしてきました。
では、どうやって冬ニキビに対処すれば良いのでしょう。
冬場のニキビを改善するには・・・
ここからは、「冬になるとニキビが増える人」が試してみるべき対策法をご紹介。
ニキビだけではなく、冬独特のお悩みに相対的に対応します^^
冷え性対策
冬になると手足の冷えが気になる女子は多いですが、冷え対策は「内側からのケア」と「外側からのケア」を同時に行うことがオススメです◎
内側からの冷え性対策
暖かい食べ物や飲み物をまめに摂取すると、体は内側から温まります。また、冷たい飲み物や果物のような「体を冷やすもの」の取り過ぎも注意です。
あとは寝る前にお風呂に入ったり、軽くストレッチをするのも効果的。身も心もポカポカになります*^^*
外側からの冷え性対策
何よりも「暖かい格好」を心がけるのが一番。外出時はもちろん、室内でも体を冷やさないように、一枚多く着込むのが正解なのです。かわいくて暖かいルームウェアを揃えてみるのも楽しいですね♪
「近くのコンビニに行くだけだから」みたいなちょっとした油断でも、冷えは進行します。寒さに適した暖かい格好を、いつも心がけましょう。
冬のストレス・体調不良対策
先ほどお伝えしたように、冬に起こる体調不良やストレスは「日の当たる時間の短さ」が関係している場合があります。
「冬になったら調子が悪い」という人は、カーテンの開け閉めをまめにしたり、日当たりが良い場所に積極的に赴いたりと「日の光に浴びること」を心がけると良いでしょう。
心が穏やかになったり、自立神経が整うことで、乱れやすいお肌のターンオーバーが整い、ニキビにも有効です。
『冷え性対策』でお伝えした「お風呂」や「暖かい格好」も効果的ですよ^^
冬の乾燥対策
乾燥対策は、お部屋の湿度調整とスキンケア対策が大切です。
保湿化粧品にニキビケア成分が入ったものをチョイスする
ニキビケア用の化粧品は、お肌を乾燥させながらケアするタイプのものが多いです。ですが乾燥が原因の「冬ニキビ」をケアするなら、肌の乾燥を進めては逆効果。
保湿成分が配合された、お肌に優しいタイプのニキビ用化粧品を選びましょう。
湿度調整
室内が乾燥していては、お肌はもちろん乾燥しちゃいます。
ですので加湿器を使ったり、濡れた布を干したりなどして湿度を調整することが大切です。
湿度を正しく計らないと、湿度が上がりすぎて結露の元にもなるので、見やすい湿度計を目のつくところに置いておくのがポイントです◎
まとめ【冬ニキビ悪化説】にはちゃんとした根拠があった、というオチ
「冬はニキビができやすい」なんて、一瞬嘘くさく感じてしまう話ですが、原因が「寒さ」と「乾燥」という、『冬ならではの理由』なら、納得せざる得ませんよね。
体を温めることは、寒さをしのぐだけではなく「冬ニキビ」にも有益。あなたも今日からさっそく「あったか対策」はじめませんか?もちろん乾燥対策も(笑)
【スキンケアなら・・】
ニキビの後に徹底的なスキンケアができる、ビーグレンの「ニキビの後ケア7day スペシャルセット」がおすすめです!
ニキビ跡&美白に有効なビタミンC誘導体も含まれているので、いたれりつくせりな内容ですよ^^
※この情報は、あくまで個人の感想・解釈によるものです。(2024年1月8日現在)
どこまでもどこまでも正直にずんずん進みます!顔出してないし好き勝手いえる幸せを堪能することにしましたよ笑( -᷄ ω -᷅ )