生理痛の原因って??そもそも、生理痛ってなんでなるの?

生理痛で悩んでいる女子って本当に多いと思います。「そりゃ、血が出るんだもん痛いに決まってる!」って思いますよね。たしかに、、血が出るような怪我をした時はズキズキして痛いですよね(泣)
「生理痛は血が出るから痛い。」間違いではないのですが、、せっかくなので詳しくお伝えしていきますねっ☆
生理痛の原因には色々と種類がある・・。
そうなんです。生理痛って実は色んな原因が混ざり合って起きているんです。ここでは、どんな原因があるのか詳しく見ていきましょう!
- 主な生理痛の原因
- ①「プロスタグランジン」の分泌量が多い
- ②子宮の出口がせまい
- ③冷えや血行不良
- ④ストレス
冷えやストレス、体のつくりだったり、「プロスタグランジン」・・なんて、難しそうな言葉も出てきましたが、まずはあなたを悩ます生理痛の原因を知るのが一番です。
原因が違うと対処法だってまるっきり変わってしまいますよね。なので!ここではさらに、突っ込んで見ていきましょう!
①「プロスタグランジン」の分泌量が多くて生理痛になる・・ってどゆこと??
生理が来ると、子宮が「きゅうぅ」っと縮んで子宮内膜がはがれ落ちます(はがれ落ちた子宮内膜が経血の正体です。普通の血とは別のものなんですよ!)。
そしてはがれ落ちた子宮内膜を「体外に押し出す働き」をしてくれるホルモンこそプロスタグランジンです。プロスタグランジンは月経に必要なホルモンですが、分泌量が多すぎると痛みの原因になります。
ちなみにプロスタグランジンの分泌量が少ない人は生理痛も少ないと統計がでています。
経血は子宮内膜がはがれたもの
ユニチャーム公式ページ「生理のお悩み相談室」より引用
月経がはじまると、内膜の表面部分にあたる機能層という組織が溶けてはがれ落ち、出血が起こります。この子宮内膜がこわされるときに出る酵素の働きによって、血液を固まらせる凝固因子が破壊されてしまうのです。その結果、月経血となって、カラダの外に出てきます。
プロスタグランジンは、陣痛促進剤にも使われるホルモンで、下腹部や腰の痛みはもちろんのこと、頭痛や冷え、肩こり、吐き気、だるさの原因にもなります。
②子宮の出口が小さいせいで生理痛になる
子宮の出口が小さいせいで生理痛が酷くなる・・ちょっと意外かもしれませんが、若い女性にはとても多い症状です。
子宮口は経血の出口になる部分。その子宮口の周りが硬かったりせまかったりすると、経血が思うように進みません。すると体はスムーズな経血のために、①に出てきた「プロスタグランジン」を大量に分泌して、経血を進めようとします。その結果お腹はどんどん痛くなってしまいます。
ですので、赤ちゃんを産むと子宮口が開きやすくなるので、出産がきっかけで生理痛が緩和されることもあります。また30代前後になると、思春期の頃と比べて卵巣の働きが安定するので、痛みが軽減する場合もあります。
特に初潮から数年の間はホルモンバランスが不安定なので、痛みに悩まされる女子が・・とても多いです(;;)
③冷えや血行不良も生理痛の原因
「経血を体外へ押し出すには①のプロスタグランジンが必要で、プロスタグランジンが増えれば増えるほどお腹の痛みも増してしまう」という話は既にしましたが、そのプロスタグランジンの分泌量と大きく関わるのが冷えです。
体が冷えて血行が悪い状態が続くと、経血を押し出す力も弱まります。するとその弱い部分を補うために子宮を今よりもっと収縮させないと経血が進みません。
すると体内では「プロスタグランジンをたくさん出して!」と命令が出ます。だから冷え症になると、生理痛も重くなってしまうのですね。
体を冷やすような薄着や締め付けの強い下着、長時間の同じ体勢や喫煙なども体を冷やす行為になります。あと生理痛が原因で運動不足になると更に血行が悪くなって悪循環に陥りがちです。
冷え対策と適度な運動は生理痛を楽にするためには効果的ですよ◎
④ストレスまで生理痛の原因に!
ストレスを溜め込むと自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れます。すると③のように血行不良になり冷えやすくなるので、プロスタグランジンが増えてしまいます。
③で紹介した適度な運動は、ストレス発散と血行促進の両方の効果が期待できるのでオススメです^^
ようするに、生理痛の原因は・・・
ここまで読んで生理痛はプロスタグランジンというホルモンが原因ということがよくわかりましたね。。少しでもプロスタグランジンの分泌量を減らすためには、冷え対策やストレス対策が有効、ということ!
この他に、病気やPMSから来るストレスが原因になる場合もあります。病気の場合は子宮内膜症や子宮筋腫などがあげられます。どちらの病気も早期発見が大切な病気なので「痛みが強い」「出血の量が気になる」など、気になる症状があれば病院で診てもらいましょう!
また定期的に検診を受けることでも早期発見に繋がりますよ。「病院」と聞くと、なんだか怖い印象を持ってしまいがちですが、そんなことはありません。
ちなみに、私も初めて産婦人科にかかったのは中学生の時でしたが、全く怖くありませんでした。案ずるより産むが易し。悩んでいる人は勇気を出して病院に行ってみることをオススメします。

私が初めて生理になった時のことや、対処方などをまとめた「生理の話①私が初めて生理になった時。〜辛さから得たもの〜」も是非ご覧ください。少しでも、生理のことで悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです^^
※この情報は、あくまで個人の感想・解釈によるものです。(2017年6月1日現在)

二児の母。長女の小学校入学に胸ルンルンの母シズエ。趣味は、釣りと愛車のお手入れという男らしい一面を持つ反面、コスメオタク&脱毛マニアというまさかのハイレベル女子。きめ細かな心遣いと細かい事は気にしない豪快さで、幅広い層に対応いたします(笑)
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