切っても切れない女性ホルモンと肌荒れの関係について
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突然ですがそこのあなたっ。生理前や生理の最中ってどんな風に過ごしてますか?
私は元々、生理前はイライラしたり肌荒れが酷くて・・・でも、それでどよーんε-(‐ω‐;)としてるのもよくないし、せっかくなら少しでも明るく過ごしたいですよねっ。
肌荒れがないだけでメイクもグンとし易いし、憂鬱な気分も多少は改善してくれます。そしてそんな肌荒れをケアをするには、女性ホルモンとの上手な付き合い方を知るのが一番。
だからこそ、まずは生理と女性ホルモンの関係について学びましょう。
女性ホルモンは2種類に分けられる
まず最初に、女性ホルモンは
- 卵胞ホルモン(エストロゲン)
- 黄体ホルモン(プロゲステロン)
この2種類に分けることができます!
で、この2つにはそれぞれ異なった働きがあり、分泌される時期も違います。
1つ目_卵胞ホルモン(エストロゲン)
美人ホルモンというあだ名もある、女性にとっては嬉しすぎる存在が卵胞ホルモン(エストロゲン)。様々な美容作用があり妊娠にも大きく関わるホルモンです。
- ~働き~
- 女性らしいボディラインを作る
- コラーゲンを増やす
- 血流を良くする
- 肌に潤いやハリを与える
- 自律神経を整える
- コレステロールの蓄積を防ぐ
- 真皮層のコラーゲンやエラスチンの産生を促進
こんなにたくさんの嬉しい作用が!女性であれば誰しもキレイでいたいですもんね。
さて、そんなエストロゲン。体内で自然に作られる訳ですが、実際に分泌されているのは一体いつなのでしょう?
- ~時期~
- 生理の終わりから排卵日にかけて分泌。
エストロゲンの分泌が盛んになる時期はお肌にハリが生まれ体調も上向きになり、心も体も軽くなるのが特徴です。生理が終わった後の開放感はエストロゲンの影響だったのですね^^
【エストロゲンと過剰摂取について】
最近ではサプリなどで気軽に補うことができる一方、摂り過ぎると、子宮筋腫や乳がんなどの婦人科系の病気にかかりやすくなるというデメリットも報告されています。さらに妊娠中の場合は胎児に影響が出ることもあるそう。気軽に摂れるサプリによる過剰摂取には注意が必要ですね。
2つ目_黄体ホルモン(プロゲステロン)
妊娠を望む女性にとって、なくてはならないホルモンこそ黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
- ~働き~
- 妊娠を助ける
- 妊娠を継続させる
- 食欲増進
- 保湿力を高める
- 体温を上げる
この様に、赤ちゃんを授かるためには必要不可欠なのが黄体ホルモン(プロゲステロン)。
しかし、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されている間は様々な自覚症状が現れます。
- ~特徴~
- ニキビや吹き出物を引き起こす
- 憂鬱やイライラ等の精神的作用
- 皮脂を多くする
- お肌が乾燥しがちになる
- シミが濃くなる
この様な身に覚えのある困った症状、実は黄体ホルモンが原因だったのです。
では、実際にこの困った症状が現れるのはいつ頃なのでしょうか?
- ~時期~
- 排卵日後から生理開始までにかけて分泌。
「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の影響を受ける時期には、ニキビや肌荒れが引き起こされます。紫外線の影響も強く受けやすい時期なのでシミなどの肌トラブルも多くなります。
このように、お肌の観点からみると「黄体ホルモンなんて分泌されなきゃいいのにーっ!!」って感じですよね(汗)
でも、実は「赤ちゃんがお腹に入っても大丈夫だよ!」って妊娠しやすい体作りをしてくれている証拠でもあるんですね。
例えば、女子なら一度は悩まされる、粘着質の強いおりもの(・・・何度下着を汚されたことか・涙)イラッとすることもあると思いますが、オリモノは細菌が膣の中に入り込むのを防いでくれる働きがあるのです。
だから、体が正常な証拠だということも忘れずに、黄体ホルモンも大事にしてあげてくださいね(^-^)o
ホルモンは2種類、だけど月経周期は4種類に分けられる
ここまでで「女性ホルモンは二種類ある!」というお話をしました。
時期によって、そのどちらかの女性ホルモンが分泌されるのですが、その「時期」というのは細かく4つに分けられます。
- 1,月経期(生理開始1~5日目)
- 2,卵胞期(生理開始6~15日目)
- 3,排卵期(生理開始16~21日目)
- 4,黄体期(生理開始22~28日目)
こんな風に、生理開始日をスタートラインとして時期が分けられるのです(※生理周期を28日とした時の目安です)
美肌のためには「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が排出される時期と量、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が排出される時期と量、これらを見極めたスキンケアが効果的。
ですが、どのタイミングでどれ位の期間、どちらのホルモンがどの程度排出されているのかを見極めるのはなかなか難しいのです。なので、周期で分けた方がわかりやすくケアができます(^-^)v
1,月経期(生理開始1~5日目)の肌ケア方法
- 卵胞ホルモンも黄体ホルモンも激減
- 乾燥しやすく敏感肌に傾きがち
- 全体的に血行が悪く、貧血になりやすい
- 体全身が冷えやすい
こんな月経期。まず肌トラブルを避けるために何よりも肝心なのが保湿です。洗顔後に化粧水や乳液・クリームでお肌の乾燥を防ぎましょう。
カサカサしやすいだけでも嫌なのですが、さらに厄介なことに、皮脂分泌が増える時期でもあるので、ニキビもできやすいのです!(涙)
ここでは、そんな生理時のニキビ対策法もご紹介します。
月経期のニキビケアは・・・
- ①過剰な洗顔をしないこと
- 優しくケアをすることが最善策です。油分が増えすぎてしまうので、保湿クリームはニキビの箇所を避けて使うこと!(※乳液は全体的に使っても問題ないです^^)
- ②いつも使っている化粧品を使うこと
- 月経期に、新しい化粧品に挑戦するのはオススメしません。
お肌は敏感になっているので、新しいスキンケア商品を使用しても肌トラブルの原因になりがちです。特に顔パックや顔脱毛などは避けて、そっとしておいてあげて下さいね(´;ω;`)ヾ(・∀・`)ヨシヨシ
2,卵胞期(生理開始6~15日目)の肌ケア方法
生理が終わって、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増え、ピークを迎えます。
お肌の調子もだんだん上がって気分も上昇!美肌期やキラキラ期とも呼ばれる最高の周期を迎えるので、にこやかに過ごしましょう。
新しい化粧品やスキンケアを取り入れるのならこの時期が最適。角質ケアもこの時期がベストです♪
もちろんピーリングやスクラブもチャレンジにはもってこいの時期になります!
3,排卵期(生理開始16~21日目)の肌ケア方法
- 卵胞ホルモンの分泌が落ち着き、徐々に黄体ホルモンの量が増大
- お肌の調子は下降気味に
- 乾燥部分と油っぽい部分が混ざり合った不安定な肌状態に傾き始める
- 皮脂の増量でインナードライ肌状態に
卵胞期のピーク時と比べると少しずつ、体調もお肌の調子も下降していく時期です。
ただ、比較的お肌の状態が落ち着く時期にもなるのでマッサージ等をしても問題ないし、スペシャルケアのパックだってOKです。美顔器に挑戦するのもアリですよっ☆
普段からニキビができやすい人は、この時期になると特にニキビができる可能性があるので、ケアは忘れず行いましょうね。
4,黄体期(生理開始22~28日目)の肌ケア方法
黄体ホルモンの分泌がピークを迎え、体や肌にトラブルがでやすい時期になります。ニキビに肌荒れ・・・シミが濃くなる場合も。。
紫外線の影響も受けやすいので、UV対策を忘れないことと、過剰なスキンケア(パックや角質ケアなど)を避けること、バランスの良い食事などを心がけて、体の内側からの肌ケアを意識しましょう^^
豆乳300ccとバナナ1本をミキサーに入れて混ぜるだけ!お好みでナッツ類を入れてもOKですよっ☆精神を安定させてくれるセロトニンやトリプトファンが豊富に含まれたスペシャルドリンクです!
月経周期で変わりやすい女性のお肌、どうやって化粧品を選ぶべきか
女性ホルモンには2つの種類のホルモンがあって、4つの月経周期に分けられる。そして4つの月経周期に合わせてそれぞれ肌状態が異なるから、それに合わせてケアも変えましょう。
というお話をここまででさせていただきました。
すると、自然に一つの疑問が湧いてきませんか?
「スキンケア商品は4つ必要なの??」と。。
うーーん。。極端なことを言うなら、それも有りです(笑)
例えば・・乾燥しやすい月経期は保湿力の高いアヤナスを使って、卵胞期には角質ケアが可能なフェアルーセントで・・・。なんて!!お金持たない(T_T)ってか面倒臭っ!!
って思いますよね、実際は(汗)
なので、まずは自分の肌変化のパターンを知ることから始めるのが得策です。
例えば、お肌の日記みたいなものをつけるといいでしょう。最近は女性専用のアプリで管理することもできますよね^^ルナルナやラルーンなどがあるので、活用してくださいね!(ちなみにシズエはルナルナ派)
自分の体の管理がしやすく便利です。メモ機能がついているので、ニキビを発見したらルナルナのメモに「ニキビ発掘!」とか乾燥気味な日があれば「乾燥やばしっ」って、、楽しみながらお肌の状態を記録できるし短文でも問題なし!
で、、、それを3ヶ月ぐらいつけて自分のお肌がどんな時に乾燥しやすいのか、ニキビができやすいのかを確認します。
そこでもし、ニキビが出来やすいのであればニキビケアをメインとしたスキンケア商品を選びます。
一つのお悩みに特化したコスメを使ったら、スキンケアが偏らないか不安になるかもしれませんが、あとは必要な時に部分的に使う商品を買い足していくのがオススメです。節約にもなるし(笑)
例えば、いつもはニキビケアをメインでケアしてるけど黄体期になるとフェイスラインの乾燥が気になって・・という場合は、黄体期対策用に保湿力の高いクリームだけを別に購入する、みたいに足りたいところだけに足りないものだけを補う、ということですね^^
そして、大切なのはお肌の変化に合わせたスキンケアを持続すること!ホルモンの分泌は年齢やストレスなどの影響でどんどん変化していくので、それに合わせてお肌もどんどん変わっていきます。
なので体の変化=お肌の変化ということを頭に入れて、スキンケア商品も買い換えを検討してくださいね。
今のお肌にあったスキンケアを見極める目が肝心です(^^)v
さて、月経周期とお肌の変化、そして年齢を重ねると肌質そのものも変化をしていく、というお話をしてきましたが、その変化の鍵こそエストロゲンにあります!
ここからは、そんなエストロゲンと年齢の関係について、見ていきましょう。
年齢と卵胞ホルモン(エストロゲン)の関係
卵胞ホルモン(エストロゲン)は25歳~30歳をピークに分泌されます。なのでこの時期の女性はもう、、眩しいほどのキラキラ期(卵胞期)を迎えることができます!
そして35歳ごろから分泌は低下・・・(T_T)更年期に入る45歳~55歳になると急激に低下し、お肌への影響も多く感じるようになります。
つまりエストロゲンは、年齢と共に徐々に減っていくものなのです。そして、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌がなくなると閉経・・・となるのですね。
辛い生理痛から開放されるのならいっそのこと早く閉経してほしい!なんて考えるかもしれませんが、卵胞ホルモン(エストロゲン)がないと、肌のツヤやハリはキープされにくくなるので、減少していくホルモンと上手に付き合うことが大切になります。
ようするに、卵胞ホルモン(エストロゲン)の減り方を、できるだけ緩やかにすることが大切なのです!
するとお肌のケアもしやすくなるし、体への負担も軽減できます!かく言う私も実は最近、ホルモンケアを始めています(笑)
ホルモンケアって何?!今日からできるホルモンケアの方法
「ホルモンケア」なんて聞いたら、専門的かひょっとしたらちょっと怪しげな印象を抱いてしまうかもしれませんが(汗)
実際は、日常の中でできることが多いんですよっ(^-^)例えば例えば・・・
1,基礎体温をつける
基礎体温計という体温計をご存知でしょうか。基礎体温は朝起きてスグ、起き上がる前に測る体温なので、通常の体温計とは異なります。
様々なタイプの基礎体温計があって、自分でスマホや紙に記録しなくても自動で登録してくれるタイプなどもあるんですよ^^(シズエはこのタイプ)
基礎体温をつけることで、PMSに入る時期や排卵日の把握がしやすくなるので、スキンケアも同時に変えていくことが可能になるんですね。
【基礎体温について】
基礎体温は低温期と高温期に別れます。月経期・卵胞期は低温期となり、体温が36.5℃前後で排卵日が一番低くなり36.0℃ぐらいまで下がります。そして翌日以降に体温は上がり排卵期後半から黄体期は高温期になります。
つまり、体温が下がった翌日から少しずつお肌が弱っていくということ!だから、それに合わせてケア方法を変化させることで、肌トラブルを予防する事ができちゃうのです。
2,生理周期の記録
先程もチラチラとお伝えしていますが、私はルナルナで生理日を管理しております。
先ほど説明したとおりなのですが、生理日を管理するとお肌のケアもかなり楽になります。しかもルナルナは基礎体温も同時に管理できるのでかなり重宝していますよ!
3,食事でケア
卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌を増やす食品として人気が高いのが豆乳。私も大好きで、大豆由来の食材をなるべく口にするように心がけています。
それから、卵巣の老化はエストロゲンの低下につながります。卵巣の老化を防いでくれるのがビタミンE!カボチャやアボガト、バナナなどなど。意識して食べるようにすると気軽に摂取できちゃいます。
こんな風に、ちょっと聞きなれない「ホルモンケア」も、蓋を開けたら意外と庶民的ですよね^^
ほかにもツボ押しやサプリ、美容整形クリニックでの治療(ホルモン補充療法)などで改善する方法もあります。自分に合う方法でお肌の調子を整えたりPMSを予防することもできるので、あなたもさっそく始めてみませんか?
女性ホルモンが原因で起こる肌荒れ対策をまとめると
- 一番大切なことは・・・
- ①お肌は月経周期によって細かく変化するから、自分でその変化を把握して、それに合わせたスキンケアをすること
- ②年齢を重ねることでも肌は徐々に変化をしていくから、常にその変化を見定めて、変化に合わせた化粧品を見つけていくこと
この二つが私が今回、最もお伝えしたかったことです。
女性ホルモンの仕組みを知って味方にしちゃえば「また生理で肌荒れ・・」とか「なんでこんなにニキビができるの〜」なんてハプニングもぐっと減りますよ^^
あなたの毎日をもっとハッピーにするため、女性ホルモンに合わせたケア、ぜひ取り入れてみてくださいね!
- 今回のお話をまとめると
- ①女性ホルモンは2種類だけど、月経周期は4種類に分けられる
- ②周期の特徴に合わせた肌ケアが大切
- ③30歳を境目に卵胞ホルモンは減少するので、減り方を穏やかにするためにはホルモンケアがオススメ!
※この情報は、あくまで個人の感想・解釈によるものです。
二児の母。長女の小学校入学に胸ルンルンの母シズエ。趣味は、釣りと愛車のお手入れという男らしい一面を持つ反面、コスメオタク&脱毛マニアというまさかのハイレベル女子。きめ細かな心遣いと細かい事は気にしない豪快さで、幅広い層に対応いたします(笑)