ピルに挑戦!自ら感じたメリット&デメリット。涙の副作用体験も
「ピル」って女性なら一度は聞いたことがあると思います。
ピルと聞くと「避妊薬」のイメージが強いと思いますが、私が飲んでいるピルは、ルナベルLDという名前の月経困難症の治療薬です。
今回は、このルナベルLDというピルのお話をしていきたいと思います。
アラサーにもなると本当にいろんな体の問題が出てきますよねww
私のように月経困難症等の子宮の疾患を抱えてピルを飲み始める方もいると思いますし、避妊やPMSなどの治療目的として服薬を検討している方もいると思います。
そんな方に向けて、、、
- ピルってどんな薬なのか
- ピルの副作用の話
- 効果はどう?
などのピルの概要や副作用の不安を解消するために私の体験談も含めて、様々な情報をお伝えします。
今、ピルの副作用で苦しんでいる方やピルをはじめてみようと考えている方などピル初心者の方に、読んでもらえたら嬉しいです^^
ピルってどんな薬なの?メリットやデメリットは??
一言にピルと言っても、実は種類がたくさんあります。
私が服用しているのは「ルナベルLD」という種類のピルです。
ルナベルLDはルナベルULDという種類もあり、この違いは薬に含まれる成分量の違いになります。病気の症状などから、LDとULDのどちらを処方するか医師が判断します。
で、ルナベルの他にも様々な種類のピルがあって、
- マーベロン
- ヤーズ
- トリキュラー
等があります。
いずれも、効果はほぼ同じで、メリット・デメリットも同じです。
※もっと細かくピルの種類は分けることができます。詳しくは別ページで説明しています。
ピルを飲むことによるメリット・デメリット
ピルを飲んで期待できるメリット
- 生理痛の緩和
- PMSの緩和
- 生理不順の改善
- 女性特有の病気予防
- 生理日の調整可能
- 子宮筋腫,内膜症の傷み緩和
- 避妊効果(妊娠を希望していない場合のメリットです)
ピルを飲んで考えられるデメリット
- 飲み始めに様々な副作用が起こりやすい
- 血栓症のリスクが上がる(35歳以上でタバコを1日15本以上吸う方は服用不可)
- ガンになりやすい?(様々な見解があるので参考としてここでは記載します)
少し、大雑把な説明になりますが、以上がピルの薬の概要です^^
メリットを確認してもらってわかるとおり、ピルって女性にとてもいいことが多いと思います。
生理前のイライラって、自分ではどうしようもできない事が多いですよね。無駄に子供を叱りつけてしまったり、大切な仕事で失敗してしまったり…ミスも多くなります。
また、望まない妊娠を予防できたり、生理時の不快感も緩和できるんですから、本当にいい事ばかりなんです。
このことから、海外では、生理がきたらピルを飲み始めるのが常識の国もありますし、パートナー(彼氏)ができたら飲み始めるように母親が娘に教育する国もあるそうです。
海外では気軽にドラックストアでピルが購入できる国もあって、日本では医師の処方箋が必要になるので、ピルへの考え方の違いが大きくありますよね。
実際にピルを飲み続けている私も、娘が年頃になったら飲ませてあげたいかも…と思っていますし、友人などでPMSなどで苦しんでいるのであればおすすめしたいと感じています。
でも、いいことばかりではないのが「ピル」の特徴の一つでもある!!
と私は大きな声で言いたいw
それが副作用なんです。
次はピルのデメリットでもある副作用について、私の体験談も含めながらお話していこうと思います。
ピルの副作用の話。ピルを飲み始める前に知ってもらいたいです!
ピルを処方される前にも必ず、医師から副作用についての説明があると思います。私もちゃんと説明を受けました。
特に怖い副作用が「血栓症」です。
血栓症は何らかの原因で血液が血管内で固まってしまい、血流が止まってしまう症状です。
血流が止まると人は呼吸ができなくなり、様々な臓器の機能が停止してしまい、死にいたる怖い副作用です。
ですから、医師からしっかりと説明がありますし、私の服用しているルナベルの薬ケースにも血栓症のリスクについて書かれています。
ちなみに、国内でもピルが原因で血栓症を起こし死亡した方も確認されています。
なので本当にしっかりと、医師から説明をきいて初期症状が出たらどうしたらよいのか等を確認しておくことを忘れないようにしてください。
こちらでも簡単に血栓症の初期症状を紹介しておきますね。
覚えておこう!血栓症の初期症状
- 突然の足の傷み、腫れ
- 手足の脱力、まひ
- 突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み
- 激しい頭痛、舌のもつれ、しゃべりにくい
- 突然の視力障害(見えにくいところがある,視野が狭くなる)など
上記のような症状があらわれた場合は、すぐに服用を中止して救急医療機関を受診してください。
おかげ様で私は何事もなく4シート目まで服用させていただいています。
血栓症以外の副作用について
ピルの副作用は血栓症以外にも多数あります。副作用には個人差があり、強く症状がでる方とまったく症状がない方もいます。
服用を始めて、最初の1ヶ月間は以下のような副作用が出るケースがあります。
ピルを飲むことによって起こりうる主な副作用
- 不正出血
- 吐き気
- 嘔吐
- むくみ
- 胸のはり
- 頭痛
- 偏頭痛
おおよそ、2~3ヶ月程度で体が薬になれてくると副作用が消えてきます。
もし、体がなれない場合はピルの種類の変更をして対処する方法があります。
で、私の場合は、副作用が半端なくでて本当に大変でした。
ここからは私の副作用の体験談と、インターネット上にある副作用の体験談を紹介しています。
ピルの副作用 体験談特集
私自身、ピルの副作用って「まったく症状がでない側の人間」だと思っていたんです。
私、本当に子宮以外は丈夫にできていて、インフルエンザも罹った記憶がないし、子供たちがノロウィルスに罹っても私は問題なし!! 等等、私の驚異の体力?伝説がたくさんあるほどなんですw
だから、絶対に副作用なんて出ない!
と勝手に信じ込んでいました。
でも・・・本当に今回ばかりは副作用で撃沈しました。
その時に思ったのが、血栓症以外の副作用についてちゃんと元気なうちに知っておけばよかった…という後悔と怖さです。
だから、これからピルを飲もうとしている方、もしくは今副作用で辛い方も、ここで一気に情報収集ができるようにしておきます。
ぜひ、参考にしてくださいね^^
私の体験したピルの副作用
飲み始めて初日は、なんか気持ちわるいかも…って程度でした。軽く副作用でたんだ~でも寝ちゃえば平気!!なんて思っていたぐらいです。
ただ、ピルを飲み始めてすぐに生理痛が緩和されるってことがなくて、生理がきたらピルを飲み始めるので毎度お馴染みの生理痛には悩まされました…
なので、ロキソニンで痛みをごまかしながら、その日は過ごしていました。
悲惨だったのは、飲み始めて翌日ぐらいから…
ずっと船酔いしているみたいな感覚で、グラングランと体が揺れているイメージで強い吐き気がありました。
私は吐くのが苦手で、吐けないし、吐くのが怖いと思ってしまうので、ひたすら耐えるだけ…吐けたら楽になるのかな、、、って思いながらずっと横になって過ごしていました。
もう、つばも飲むのが辛いぐらいで、それに加えて生理痛が酷くて大変・・・という残酷な状態に。
ロキソニンって胃が荒れないように、人によっては胃薬を同時処方するお薬なんですね。私は、普段は特に問題なく飲んでいたのですが、この時はロキソニンが飲めなかったです。※ちなみにルナベルLDとロキソニンの薬の飲み合わせはOKだそうです。
だから、ピルを始めて処方してもらう場合で、普段痛み止めを飲んでいる方は痛み止めの座薬を処方しておいてもらったほうがいいかもしれません。是非、担当医に相談してみてください。
吐き気と痛みと戦う状態が4日間ぐらい続きました。
「もう、私死んじゃうかも…」って本気で思ったんですよ。それくらい辛かったですし、「このままの状態がずっと続いたらどうしよう…」っても思いました。切なかったな~ぁ。
で、切ない4日間に本当に不安になって、スマホでピルの副作用についてひたすら調べていたんです。
いつまでこの副作用が続くのか?
ほかの人はどうだったのか?
不正出血はいつまで続くのか?
とか、、色々とwww
吐き気があったのでスマホで検索して画面見るのって大変で、不安と戦いながらひたすらって感じでしたよ。
だから、先にピルの副作用について知ってもらいたいんです。
副作用が引いてきたのは、5日目ぐらいから少しずつ、動けるようになって、痛みも少なくなって軽い胃もたれ程度に症状もなりました。
それからは、比較的寝込むような副作用は感じられず、1ヶ月程度、以下の副作用がありました。
- 軽い胃もたれ
- 痛くない程度の胸の張り(←個人的には巨乳♪と言って喜んでいましたww)
- ふくらはぎの軽いむくみ
- 不正出血(約1ヶ月程度、痛みはなくだんだんと出血量は少なくなっていきました)
と、、これが私のピルの副作用です。
最終的には楽になったので、良かったのですが副作用が起きている最中は本当に不安ばかりが大きくなって、辛い思いをしました。なので、ぜひこれから服用される方は頭の片隅にでも私の副作用の症状を入れていおてもらえると嬉しいです。
ほかの方の副作用のまとめ
副作用の症状は一切でなくて、PMSと生理痛も楽になって最高です!
飲み始めてからPMSがひどくなって、眠れなくなりました。ただ、生理痛と排卵痛は軽減したけど…。
2週間以上も強い吐き気と頭痛が酷くて病院に相談したところ、別の種類のピルに変更してもらって楽になりました。
こむら返りが酷くて血栓症も怖かったので、担当医に相談してピルの種類の変更をしてもらいました。
不正出血が2週間以上続いて量も減らなくて貧血で倒れてしまいました。
ひどい頭痛と嘔吐で1週間でピルを飲むのをやめました。
「ピル 副作用」などで検索すると本当に多くの体験談があって、こんなにもピルを飲んでいる女性っているのだな…とびっくりするほどです。飲んでいるピルの種類や何故ピルを飲んでいるのか等の細かな体験を多く見ることができるので、服用を開始する前に読んでおくといいと思います。
私も多くの体験談を読みました。
本当に副作用の症状は人それぞれで、長引いてしまう人もいるし、緊急搬送されている方もいる中、副作用が軽い方もたくさんいますし、全くないという体験談もありました。
一つでも多くの体験を知ることによって、自分に副作用が出たときに不安が少し和らぐと思います。
ただ、「これは大丈夫な副作用だ!!」と決め付けないで、なんかいつもと違う感じがする、不安が大きい場合は担当医にすぐに連絡をしたり、必要に応じて救急車を呼ぶなどの対処をしてくださいね。
ピルの口コミの中にはこんなに素敵なものも♪
2シート目から出血量も減ったし、生理痛もなくて本当に楽です!
仕事に集中することができるようになりました!
PMSが軽減して旅行とかの予定が立てやすくて飲み始めてよかったです。
始めは怖くて飲みたくなかったピルですが、内膜症の症状も減って痛みも軽減されました。
1シート目から出血量に変化があって3シート目にはかなり快適に過ごせていました^^
ピルに関するまとめ
ピルって、避妊薬だけのイメージで副作用もなにも気にしないで飲み始めた私。
よく勉強もせず、先生の話もさっくりと聞いて、気軽に風邪薬でも飲むかのようにスタートしてしまったので、副作用がでて辛かったです。
本当に、このまま死んでしまったらどうしよう・・・って思ったほどだったんです。
でも、副作用も一時で今はPMSや肌荒れ、貧血からは解放されています。
副作用で辛い場合は、乗り越えればいいことあるかも…と思って頑張るのも一つの方法です。
ただ個人の体質にもよるので、不安なことは早めに医師に相談しましょう!
ピルの種類の説明等、ピルについてのほかの情報はまた次回に紹介していきます。
私の体験談が主になってしまいましたが、参考にして頂ければ嬉しいです。
ピルを飲み始めて〜最後に一言
ピルを飲み始めて、生活に変化があって、体調の良い時が増えてきました。
飲み始めの副作用はとても辛かったのですが、いいお薬に巡りあえたと思います。
ピルはとても便利なお薬で避妊効果や生理痛の緩和など女性にとって嬉しい効果が豊富にありますが、必ず病院で処方してもらうようにしてくださいね。
副作用の説明や、飲み忘れてしまった時の対処方法等、しっかり聞いておかないとあとで自分が大変になってしまいます。
また、これからピルを飲み始めようと考えている方、子宮の疾患で飲み始める方、不安がたくさんあると思います。
私もまだまだ飲み始めて経験が浅いですが、疑問に思うこと、体験談が聞きたい!と思えば、Twitterからも気軽にお声掛けくださいね!
二児の母。長女の小学校入学に胸ルンルンの母シズエ。趣味は、釣りと愛車のお手入れという男らしい一面を持つ反面、コスメオタク&脱毛マニアというまさかのハイレベル女子。きめ細かな心遣いと細かい事は気にしない豪快さで、幅広い層に対応いたします(笑)
飲み始めの2ヶ月間は倦怠感とむくみが酷かったです