落ち込み&吐き気が止まらん!未来のためにまずはPMS(月経前症候群)を知ろう

今日はPMSについて真面目に語ろう!というテーマでお送ります♪
そもそも私も自分自身がPMSだと思っていたんです。それでPMSを改善するために病院に行ったところ、子宮腺筋症だったと。
関連記事 「まじめに語ろう!「子宮腺筋症」ってどんな病気?」
そこで、じゃあそもそもPMSってなんだろう?と思った訳なんです。
PMSの症状や原因、PMSとは?という疑問について、シズエ流真面目モードで語っていこうと思います。

【一番初めに・・・】
このお話、子宮腺筋症のページにもつけさせていただいていますが、大事なこと&シズエがどうしてもお伝えしたいことなのでコチラでも。私はお医者サマじゃありません。なのでPMSについても自分の症状や周りの友達の症状に、インターネットや書籍の情報を集めてシズエ流に噛み砕いて紹介させてもらっています。このページに書かれていることは情報の一部であることを忘れず、自分の体の異常をPMSだ!と決めつけないで、病院で診察を受けるようにしてほしいと思います!
では今日も元気に!
覚悟しいや~
↑この下り久々ww
PMSってなぁに??
PMSは日本語では月経前症候群または月経前緊張症と言います。
PMSは「Premenstrual Syndrome(プレ・メンストラル・シンドローム)」の略で、
- Premenstrual = 月経(期)前の
- Syndrome = 症候群、シンドローム、病的現象
(名前はどうでもいい、、かも知れませんが一応。汗)
月経前の3日~10日の間に多く出る体や心におきる症状で、月経が始まると減ったり消えたりするものを言います。
個人差が激しいので、具体的にいつからいつというのも区切りがつけにくいのですが、一般的には分泌期(黄体期)に入るとPMSの症状が始まりやすいと言われています。
生理や女性の体のしくみについて
まず、女性の体の周期は大きく分けて4つの周期に分けられます。

で、この4つの「期」はおおよそ25日~38日で一区切りになっていて、変動が6日以内であれば正常周期と定義されています。
- 正常月経
- 25日~38日周期
- 希発月経(たまにしか生理がこない)
- 39日以上90未満
- 頻発月経(生理がこまめにくる)
- 24日以内
- 不正周期月経
- どの周期にも当てはまらない
卵胞期から月経期までの4つの周期によって、女性は身体的あるいは精神的な変化をしています。
1,卵胞期について、特徴も
体も心も一番調子がいい時で卵胞ホルモン(エストロゲン)と呼ばれる女性らしい体や心を作るためのホルモンの分泌が増え、安定していることが多い状態。ダイエットにもよい時期です。
2,排卵期について、特徴も
徐々に感情の起伏が激しくなり、便秘や肩こり、むくみなどの不調が起きやすい時期。体が「赤ちゃんをつくるんだ!」と体内を整えるために起こります。
また卵胞ホルモン(エストロゲン)に変わって黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌され、皮脂量が増えたりニキビができやすくもなります。
3,分泌期(黄体期)について、特徴も
自律神経のバランスを崩しやすく、攻撃的になりイライラしています。体の不調も続き、便秘やむくみの症状がでて身体的にも精神的にも不調が続きます。
4,月経期について、特徴も
生理による腹痛や腰痛などの体の不調が現れます。貧血も起こしやすく体の抵抗力も落ち、体も心も一番弱っている時になります。
で、本題に戻すと、この「3,分泌期(黄体期)」にPMSの症状が出やすいんですね。

さきほどの説明にもあった通り、自律神経がアンバランス&イライラMAXなので、常にPMSの症状がでているっ!と言っても過言ではない状態です。
こんな日は家でマッタリすごしたり、ゆっくりするのが一番〜♪
・・・って、そんなことできたら誰も苦労しないっていうお話。
主婦はその間の家事は?
働いている女性は仕事あるし!!
・・と、休んでいる場合じゃない現代の女性たち。
せめて分泌期(黄体期)のタイミングがわかれば、どこかで少し息抜きをしたり、ストレス解消にカラオケに行ったり。できるはず。
「今は分泌期だからイライラするのは仕方がないんだな・・」と思えば、良い意味であきらめもつくし、どこかホッとできるわけです。
じゃあ具体的には、いつから分泌期(黄体期)なの?という疑問が生まれますね。
わかりやすいのは基礎体温!排卵がくると体温がグッと下がります。そして翌日か翌々日には基礎体温が上がります。
体温が上がるとその後、分泌期(黄体期)に入るので分かりやすい目安になります。
もしくはかなり曖昧になりますが、月経開始から17日~20日で分泌期(黄体期)に入る、、という目安もありますが。。。
私個人としては是非、基礎体温をつけてもらいたい次第です。はい。
ここまでのまとめ
PMSは分泌期(黄体期)に起こる身体的&精神的な体の不調。で生理開始から徐々に改善される特徴があります。
そして分泌期(黄体期)は基礎体温をつけることでわかりやすくなる!(もしくは生理開始から17日~20日後)
ちなみにですが、生理が開始されても身体的や精神的に楽にならない場合は他の病気が潜んでいる可能性があります。
シズエのお友達では、PMSだと思い込んで放置していたら生理が始まり終わってもイライラしたり気持ちの起伏が激しく病院に行った結果、鬱だった。という話もあります。本人全く鬱だとは思っていなかったみたいですし、病院にいって相談することは大切ですからね!ご注意を!!
また、基礎体温をつけることは本当に大切です。
基礎体温計はさまざまな商品があって、
忙しい朝でもたった10秒で検温が可能な「オムロン 婦人用電子体温計」
専用のアプリなど管理も楽々!アラーム機能も付いているから計り忘れも防げます。
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次の生理予定日や排卵日や生理開始からの経過日数なども教えてくれる便利なアイテムです。
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などなど。
ライフスタイルに合わせて、基礎体温を簡単に管理できるツールは多くありますから使ってみてくださいね!!
ちなみにシズエも愛用中。株式会社ニシトモの商品ミニソフィアです。
だいぶ昔から使っていますが・・・・私の思い出深いアイテムですw

↑私のタイプはかなり年季が入っていますが、今のソフィアシリーズはパソコンにも繋げられるし便利でイイですよ。
PMSの具体的な症状は?
PMSの症状っていろんなものがあって人それぞれなのですが私の場合は・・
私の生理前に起こる体の症状
- ノボセ
- 吐き気
- 頭痛
- イライラ
- 眠気
と、、そしてPMSの症状って実は200種類以上にもなるんですっ。
PMSの代表的な「体の症状」をいくつか
- 吐き気
- 眠気や不眠
- 下腹部のはり
- 肌荒れやニキビ
- 頭痛
- のぼせ
- むくみ
- 乳房のはりや痛み
- 体重増加
- 腰痛
などなど。
PMSの代表的な「精神的」不調の方も・・
- イライラ
- 涙もろい
- 落ち着かない
- 集中できない
- 八つ当たり
- 情緒不安定
- 怒りっぽい
- ぼーっとする
- 緊張状態
などなど!
なんせ200種類もあるんですから、一概にこうだからPMSだっ!!って言い切れないのが難しいトコロなんです。
そしてシツコイようですが、似たような症状が続く場合は一度病院でちゃんと診てもらってほしいですっ。
それはPMSの症状に似た別の病気の場合があるからです。
例えば、
月経困難症
寝込んでしまったり、ひどい下痢や吐き気で日常生活が送れない程の不調がある場合はPMSとは区別されて「月経困難症」と呼ばれる病気になります。
月経前不快気分障害(PMDD)
PMSの症状の中でも精神的な症状が重たく、自制困難で日常生活が送れないほど深刻な場合は月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれる疾患になります。
更年期障害
一般的には45歳ごろから始まりますが、近年若年化しているので要注意です。ノボセなどPMSとは区別がつきにくいのも特徴です。
PMSの症状は多くあり、またその他の病気・疾患とも症状が似ている為、自己解決しようとせず、医師に相談することが大事です!
PMSの原因はなに?
さてさて、原因がわかれば早期解決も夢じゃない!
ってことでPMSの原因、それは・・・
わかりません_| ̄|○ チーン
・・・(゚Д゚)エェェ

現代の医学でも不明なことはたくさんあるものです。それだけ人間の体は神秘に包まれているということですね・・w
ただ、さまざまな説があるので紹介します。
ホルモンバランスの関係

先程も説明しましたが、PMSは分泌期(黄体期)になりやすいです。
で、その前(排卵前)辺りまでは、卵胞ホルモン(エストロゲン)が多く分泌されていますが、分泌期になると黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されます。
このホルモンの急激な変動がPMSを引き起こしているのではないかと言われています。
貧血(鉄欠乏性貧血)
月経前の子宮は興奮状態で、血液が子宮の回りに集まってきている状態。すると本来脳に供給されるはずの血液が子宮に集まるわけですから脳の動きは低下、イライラ等の原因や体の不調がでてきてPMSの症状がでます。
嬉しい気持ちが半減
脳内物質であるセロトニン。セロトニンは喜びを感じる物質で卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌と比例しています。排卵後、卵胞ホルモン(エストロゲン)は分泌量が減るので、精神的にPMSの影響を受けやすくなっています。
機能性低血糖症(耐糖能の異常)
分泌期(黄体期)になると分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)はインスリンの働きを下げる作用があります。血糖値が上がるとインスリンは分泌されますが、働きが低下しているので低血糖の状態になります。
血糖値を上げるために分泌されるのがアドレナリンやノルアドレナリンで、これらが分泌されることによってPMSの症状を引き起こしやすくなると言われています。
治療方法や改善方法
こんなに苦しいPMS(月経前症候群)。それが毎月くるわけですから、なんとかできるものなら対処したいですよね。
肝心の治療法ですが、何か良い治療法はあるのでしょうか??
医薬品で治療や改善を希望の場合
じつは根本的にPMSを完治させる方法はありません。原因がわかっていないならどうすることも出来ない、ということですね(汗)
なので、主には医薬品で症状を緩和させたり、気になる症状だけを和らげる方法が取られています。
薬の中でもよく耳にするのは「ゼリア新薬のプレフェミン」です。
ドラックストアなどでも購入ができますが、やはりデリケートな内容なので、薬剤師に相談をしてから購入を検討した方が、のちのち安心だと思います。
私は婦人科で漢方を処方してもらってます♪
その他、PMSの症状として・・・
吐き気があれば吐き気止めの処方や不眠であれば睡眠導入剤、頭痛や腰痛には鎮痛剤、情緒不安定なら精神安定剤などがありますから、相談してみると楽になるかもしれません。
自分の力で自然な改善をしていきたいのなら・・
もう、ごくごく当たり前の話になってきますが、やはり食生活や運動を心がけることが一番身近で有効な方法となります。
1,バランスのよい食事
貧血防止やむくみ、乳房のハリなども食事から改善する事ができます。
2,アルコール・塩分・カフェインは控えめ
イライラやむくみの原因にもなりますし、体にもよくないです。適度に摂取するように気をつけるようにしましょう。
3,禁煙
ホルモンバランスを崩したり、血行不良などが起こります。なるべく禁煙を目指しましょう。
4,基礎体温をつける
自分の体の変化を受け入れる事によって精神的に安心する事ができます。
5,有酸素運動
ウォーキング等の有酸素運動はPMSの症状を緩和してくれるので、日頃からやってみましょう。
PMS(月経前症候群)について何よりも思うこと。
注目したいのは「原因が不明であること」と「年齢制限無く初潮を迎えて間もない女子も、閉経前のある程度年齢を重ねた女性もPMSにはなる」ということです。
PMSなのかな?と心当たりがある、もしくは日常生活の中で少し不便だな・もっと楽しく生活したいな、なんて思う場合には病院で相談してみるのが良いかと思います。
PMSかも、、、とPMSって自覚はあるけど何もしていないっていう女性も多くいます。
改善の方法を知らなかったり、対処するための時間が無かったり、理由はそれぞれですが悪いものを改善できるのであれば改善することで仕事や家事においても本来の力を発揮できるので、治療する道をぜひ選んでもらいたいです。
【最後に】ドラッグストアの薬は飲んじゃダメなの・・??
ドラックストアで販売されているお薬だって悪いものではないですし、効果もありますよね。
ただ、ドラックストアなどで販売されているお薬と呼ばれるものは、一般的には症状を緩和させる為のものなんです。
例えば「咳が出て苦しい」となれば「咳止め」と呼ばれるお薬を買います。でもそれは「咳を止める=緩和させる働きのお薬」ですね。
もしこの咳の原因が結核だったら、咳止めである程度咳が緩和されても、病気の根本的な治療薬として咳止めのお薬は役にたっていないんですね。
コレと同じでPMSの症状の腰痛。鎮痛剤をドラックストアで買って飲むことは簡単ですが、痛みがその時はなくなるだけでPMSは改善されないんです。
ただその場をなんとかしたい!という場面も、生活しているとたくさんあります。
「お仕事の打ち合わせで抜けられないけど、PMSの症状で下痢がっ!」
「保育園や小学校の行事でいかなきゃならないけど、吐き気がっ!!」
そんな時に、お助けアイテムとしてドラックストアで購入したお薬を使うことは悪い選択ではないと思います。
私が言いたいのは、それを永遠と続けずに、根本を治す為に、またPMSであるという確証を得るために病院へ・・・ということなんです。
市販薬を使うのもOK!でも使い続けても回復の兆しが見えない時は早めに病院へ行ってくださいねっ。

二児の母。長女の小学校入学に胸ルンルンの母シズエ。趣味は、釣りと愛車のお手入れという男らしい一面を持つ反面、コスメオタク&脱毛マニアというまさかのハイレベル女子。きめ細かな心遣いと細かい事は気にしない豪快さで、幅広い層に対応いたします(笑)
あなたが、好きかもしれないお話。