自分や家族が睡眠障害かもと不安になったら。原因と対策

「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」そんな話を周囲でよく耳にしませんか？それもそのはずで、日本人の５人に一人が睡眠障害だと言われています。

障害と聞くとなんとなく怖いものが気がしてしまいがちですが、身近な症状も多く、他人事と侮れないものも多いです。

ひょっとしたら、自分や家族が睡眠障害を患っている可能性もゼロではありません。

睡眠障害を大きく分けると・・・

身近で怖い睡眠障害、一体どんな症状が見られるのでしょうか。ご紹介していきます。

不眠症

眠りたいのに眠れない症状全般を指します。

睡眠関連呼吸障害群(SRBDs)

眠っている間に呼吸に異常を起こす障害の総称です。「睡眠時無呼吸症候群」もこの一種。睡眠時にところどころ呼吸が止まり、本人も気づかぬうちに眠りが浅くなってしまいます。重症化するとそのまま呼吸が停止してしまう可能性もある怖い病気です。

いびきが大きい人は特に注意です！

中枢性過眠症群

夜寝る時間を確保してるにも関わらず日中ずっと眠く、その状態が３ヶ月以上続いていると、中枢性過眠症と診断される場合があります。

過眠症のいろいろ

ナルコレプシー

昼間に強烈な眠気に襲われ30分以内の短い居眠りをすることが多い。喜怒哀楽がきっかけで体の力が抜けたり、現実のような曖昧な夢を見たりする

突発性過眠症

昼間の眠気がきっかけで日中１時間以上の居眠りをするが、それでもスッキリしないことが多い。夜中も10時間以上寝続ける場合がある

過眠症は、夜きちんと眠れていない時にも現れやすいです。

概日リズム睡眠障害群

昼夜逆転の生活などが原因で体内リズムが崩れている状態です。昼間に眠くなったり夜中に目が冴えてしまうことが多いです。

睡眠時随伴症群（パラソムニア）

夢の内容に合わせて無意識のうちに異常行動を起こす症状。大声で寝言を言ったり腕や足を振り回して、家族や自分自身に害が及ぶこともあります。

睡眠関連運動障害群

足がピクついたり歯ぎしりが気になって上手に眠れない状態です。レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)もこの一つです。

足のむずむず・・私も物心ついた時から気になりすぎて夜中しょっちゅうイライラしてました(今も)汗

レストレスレッグス症候群は、とにかく足を冷ますのが先決です！

その他の睡眠障害

上の内容に当てはまらないもの。例えば遺伝的な要因が原因となる症状など。

このように様々な睡眠障害があり、本人の自覚が薄いケースも多く存在します。

側にいる家族が発見する場合も多いので、自分自身はもちろんご家族に気がかりな症状が見られる人は、不安を解消するためにも早めに医療機関を受診しましょう！

不眠症にもいろいろある！

最初に紹介した「不眠症」ですが、細かく分けると４種類に分けられます。

眠りが浅い(熟眠障害)

睡眠の質が悪いので、長時間寝ても寝た気がしないのが特徴です。

眠るまでに時間がかかる(入眠症)

いざ寝ようと思っても、そこから眠りにつくまで時間がかかる(30分〜1時間)

何度も目がさめる(中途覚醒)

起床時間までの間に何度も目が覚めてしまう

目が早くさめ過ぎてそのまま眠れない(早朝覚醒)

起きたい時間よりも２時間以上も前に目が覚めてしまう

このように一言で「不眠症」と言っても様々な症状があり、人によっては一度に複数の症状が現れることもあります。

不眠症の原因は幅広く、悩みやイライラなどのストレスだったり、アルコール・ニコチン・カフェインや運動不足などの生活習慣が原因の場合、年齢や痛み・かゆみなどの身体的な要因が原因の場合など様々です。

それぞれの原因にあった対処法をすることが大切です！

睡眠障害に関するまとめ

自分自身が「辛い」「なんとかしたい」「行ったほうがいいな」と感じている時は、病院を受診するのが一番だと思います。

時には重度の睡眠時無呼吸症候群のような危険な症状を患っている可能性もゼロではありません。不安な時は専門医に相談することで、心のモヤモヤが晴れたり、思わぬ解消法が見つかることもあると思います。

睡眠障害が起こるということは、起こる理由が必ずあります。

専門的な治療が必要な時は医師の指示に従うことが先決ですが、生活環境や習慣など自分自身で環境を改善させることで、症状が緩和できることも多いです。

なのでまずは、その原因を緩和できる方法を取り入れてみることが先決だと思います。

その場合も、無理なく続けられそうな方法を選ぶことが大切です。

（ストレスが原因と感じている場合は、こちらの記事もオススメです↓↓↓）

関連記事 「眠いのに寝れなくてイライラする生活を変えたい時に読む話。」

【睡眠障害】簡易チェック表

寝つきは・・・

【よい】　　　【悪い】

夜中に突然目がさめる・・・

【ある】　　　【ない】

明け方、起きたくもないのに目がさめる・・・

【ある】　　　【ない】

睡眠時間は・・・

【足りてる】　　　【足りてない】

寝起きに「ちゃんと眠れた」という感覚が・・・

【ある】　　　【ない】

昼間の気分は・・・

【良い】　　　【悪い】

昼間の活動に支障が・・・

【ある】　　　【ない】

日中も眠い・・・

【ある】　　　【ない】

とても簡単なチェック表ですが、３週間以上続く症状がある場合は睡眠障害を患っている可能性があります。

自分自身や家族に不安を感じる方は、一度専門医やかかりつけのお医者さんなどに相談してみてくださいね。

（具体的な症状や、いつ頃から自覚があるかなどをあらかじめメモしておくと便利です）

関連記事 「放置は危険すぎる！睡眠負債のチェック法。原因や対策も。」

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いわし

どこまでもどこまでも正直にずんずん進みます！顔出してないし好き勝手いえる幸せを堪能することにしましたよ笑(　-᷄ ω -᷅ )

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