花粉症に悩み続けた美容ライターが教える花粉症対策法

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突然ですが、あなたは花粉症で悩んではいませんか?
私はもともと鼻が弱い体質なので、小学生くらいの時からずっと重度の花粉症を患っていました。もう、いつも春が近づくと「また花粉症になる・・」と恐怖すら覚えていたものです(涙)
そんな花粉症歴約20年の私がお伝えする「花粉症持ちが教える花粉症対策方法」ぜひ参考にしてください〜^^
そもそも、なぜ花粉症は起きるのか?
まずは、花粉症が起こるメカニズムをさらっと説明していきましょう。
- 【1】花粉が飛び、人間の体内(目や鼻など)に入る。
- 【2】体が花粉に過度に反応し「なんかヤバいのキターーー(汗)」と勘違いする。
- 【3】体から追い出そうと鼻水・涙・くしゃみが出る。
・・と、ちょっと乱暴に説明してみました(´ε`;)

要するに、「花粉=ヤバいもの⇨体から追い出さんと!」と、鼻水や涙、くしゃみという手段を使って一生懸命、体を守ろうとしてくれているのです。
もう少し詳しく説明していきましょう。
花粉症が起こるメカニズム
ひとくくりに「花粉」とは言っても、杉・檜・ブタクサ・イネなど、さまざまな花粉があり、飛散(飛び散る)時期は住んでいる地域によって異なります。一般的に2月~5月は花粉症の症状のピークに入り、その時期に多く飛び散るのが杉・檜です。
飛び散った花粉は、いともたやすく人間の体内に入り込みます。目や口、鼻から入った花粉に体がまず行うのは「花粉を受け入れるか受け入れないか」という選択。そして大抵の場合は「受け入れない」を選び、花粉をやっつけようと反応します。

体が花粉を「受け入れない」を選択すると、体は花粉を「敵(ヤバいやつ)」と判断し、排除するように働きかけていきます。
この「身体にとって”敵”」という判断をしているのが、リンパ球です。リンパ球は「lgE抗体」という戦士を作り出し、抗体が完成後再び花粉が入ってくると「入ってくるなー!!」と拒否反応を示しちゃうわけですね。それが、鼻水や咳などなど・・ということなんです(涙)
体は一生懸命、自分を守ろうとしてくれてるわけですが、守ろうとし過ぎてちょっと敏感になっちゃってるわけですね。
花粉症ってどんな症状が出るの??
ではではそんな花粉症ですが、春先にくしゃみや鼻水が出ると、花粉症なのか風邪なのか、判断に迷ってしまう時がありますよね。
花粉症になった時、体に現れる具体的な症状にはどんなものがあるのでしょう?
花粉症の症状ってどんなの?

私も主な症状は上記のような感じですよね。これに合わせて微熱が出たり、全身が痒くなったり、頭痛などもあります。
一見、風邪の症状と同じように思いますが、違いがあるので早期発見をしてシーズン中に適切な薬を処方してもらえば症状も緩和するので、以下を確認してみてください。
【特徴を比較】花粉症と風邪は似てるようで少し違う
- 鼻水
- 花粉症の場合 サラサラして水のような鼻水
- 風邪の場合 ベトッとした粘性のある鼻水(サラサラの場合もあり)
- 鼻づまり
- 花粉症の場合 両方の鼻が同時につまることがある
- 風邪の場合 片方の鼻のみがつまることが多い
- 発熱
- 花粉症の場合 発熱しても微熱程度で収まる
- 風邪の場合 発熱があり、高くなる場合がある
- 目のかゆみ
- 花粉症の場合 あり
- 風邪の場合 なし
- 継続期間
- 花粉症の場合 数ヶ月
- 風邪の場合 おおよそ1週間程度
- 天気との関係
- 花粉症の場合 風の強い日や晴れの日に症状が悪化し、雨の日は楽になる
- 風邪の場合 天気に左右されない
※あくまで目安です。
このように、似たような症状の中にもちょっとだけ違いがあるのがわかると思います。鼻水や鼻づまりだけではどちらかわからないこともあるので、目のかゆみや天気による変化で判断するのがわかりやすいかもしれません。
鼻水やくしゃみに加えて掻きむしりたくなるような目のかゆみがあったり、晴れの日は辛いけど雨の日は楽、なんていう特徴があったら、それは花粉症かの可能性があります。
先ほどもお伝えしたように、自分が「ひょっとして花粉症?」と思った時は、早めにお医者さんに行って診てもらうのが一番得策です。放置しておけば置くほど辛くなるので、本っ当に早めに行った方がいいんです・・(涙)もちろん経験談(T−T)
内科?耳鼻科?アレルギー科?
でも・・いざ病院に行こうと思った時、どこの何科に診てもらうのがいいのか迷うと思います。「とりあえず、いつものかかりつけ内科で診てもらおうか」「でも鼻水が止まらないんだから耳鼻科?」「花粉症はアレルギーっていうからアレルギー科の方がいいのかな?」・・という感じで定まりきらないんですよね。
私も、最初はよくわからなくて色んな科を受診した一人。しかも独身の頃は転勤が多かったのもあり、その都度花粉症の症状を和らげる為に多くの病院にかかりました。そんな私がおすすめする、花粉症になった時にまず、受診をオススメする科は耳鼻科です。特に鼻の症状がひどい人は、断っ然耳鼻科。

診察時に耳鼻科は鼻水を吸い取ってくれたり、鼻の中を洗い流す処置をしてくれるので、行ったその数時間だけでも症状が楽になれるんです。耳鼻科独特のあの処置台や鼻水を吸う機器は内科にはないのも大きなポイント。なので私は耳鼻科に行くようにしています。
ただ、人によって症状も違うので、その症状に合った科を選ぶことも大切ですね。私の母もベテラン花粉症マスターですが目の症状が酷く、目の持病もあるので眼科をメインに通っています。
花粉症の全般的な症状で悩んでいる時は、まずは耳鼻科が安心だよ、というお話でした^^
お薬手帳を持つべし!
花粉症になる前から持った方がよいと思いますが、花粉症の場合、前の年にいつからいつまでお薬を飲んだか、というのは重要なポイントなんです。特に「いつから」が分かることで薬を飲み始めるタイミングが掴みやすいのがお薬手帳の最大の特権!処方してもらったお薬の内容、日付や病院名なども残るので、管理も簡単です^^
というのも、花粉症を緩和させる最高の方法とも言えるのは症状が出る前から薬を飲むことなんです。なので私も花粉シーズンに入ったら早めに飲み始めているんですね。
そのおかげで、以前は一度なったら数ヶ月も花粉症に悩まされていたのに、受診後はピーク時のほんの少しの期間しか症状が出なくなったんです。長い長い花粉症との戦いがぎゅっと短く済むようになったので、負担が全然違うんです(涙)

病院に行くこと以外にも花粉症対策はいろいろ出来ます!
私は病院にかかることで花粉症の症状がかなり楽になったのですが、それ以外にもいろいろな対策をしてきました。ここからは、そんな自分の体験談をもとに花粉症の対策方法をお伝えしていきます^^
鼻うがいって実はとっても良かった
「痛そうだから嫌・・・」と思って敬遠しがちですが、私は鼻うがいがをするようになってから、症状がかなり楽になりました。
ただ、お医者様によっては「危険なのでやめたほうが良い」とか、米国では「鼻うがいによるアメーバ脳炎で亡くなった人がいる」などの情報もあるので、自己判断で行ってくださいね。専用の商品が販売されているので上手に活用してみてください。
私も鼻うがいが怖くてできない時期もありました。今は簡単にできるのですが(笑)できない時は鼻をお湯につけて息を吐くだけでも違いましたよ^^鼻も温まって少し楽になれたので、まずは鼻をブクブクさせることからスタートさせてみてはどうでしょうか?
その他「良さそう」と思って試したこと一覧

花粉症対策グッズやアロマ、お茶、空気清浄機・・・・近年、花粉症対策をしてくれる商品は多く販売されています。私もいろいろなグッズを試してみました。
例えば・・
- オロナインを鼻の周りや中に塗る(⇨花粉の侵入を防ぐ)
- 空気清浄機を自宅に配備
- 甜茶を飲む
- マスクを二重にする
- 花粉を衣類につきにくくする柔軟剤やスプレーを使う
- 花粉が髪の毛につきにくくなるスプレーを使う
- 花粉症に良いとされている食べ物(ヨーグルトやシソ、バナナ、レンコン)を食べる
- 朝起きてすぐに濡れているクイックルワイパーのようなもので床を拭く
- 髪の毛は長い場合はコンパクトに結ぶ
などなど。良いと聞いたものはなんでも取り入れてみました。でも正直、今あげたものの中で「花粉症の症状が劇的に変わった!」って思ったものはほとんどなかったです(T ^ T)
どちらかというと「やらないよりはやった方が良くなった」って思ったものが多かったので「今より少しでもいいから楽になりたい」という方は試してみても良いかもしれませんね^^
近くにいる花粉症マスターや花粉症仲間を探せ!
花粉症は、多くの人が悩む、社会問題ともいっても過言ではない!と私は思っています(あくまで個人の意見ですがw)
それほど花粉症を患っている人って沢山いるんです。そんな花粉症仲間を見つけて、新しい情報&アイディアを入手したり、花粉症対策グッズを共有しあったりなどの情報のやり取りはとても重要です。ちなみに花粉症仲間の間での今一番旬の話題は「最新の治療法(舌下免疫療法)がどの病院で行われているか」ですね(笑)
花粉症仲間がいれば、普通はなかなか回ってこない様な花粉症対策グッズやアイディアの新情報がすぐに耳に入ってくるし、生の口コミも聞かせてもらえるから、かなり重要な情報源になるんです。
ちなみにですね、私も花粉症仲間から仕入れてなかなかいいと思った対策方法があるので、ご紹介しちゃいますね。

普通のマスクの下にガーゼのハンカチを挟む。
これにより、だらだら垂れる鼻水をガーゼハンカチが吸収してくれます。ガーゼがビタビタになったらガーゼハンカチのみを交換。(※私のいうガーゼハンカチは赤ちゃんのお世話などによく使うものです。10枚入りで数百円で購入できるので重宝しますよ^^ドラックストアや赤ちゃんグッズコーナーに販売されています!)
洗濯物は絶対に部屋干し
「そんなん、あたりまえやん」と思う方もいると思いますが、やっぱり洗濯物はお日様の力を借りてふっくらと仕上げたいですよね。だから「花粉症でない家族の分だけでも頑張って外に干したい」という頑張り屋さんもいるはずです。私も以前はそう思っていたのですが、ここはもうやめましょう!部屋干しにするだけで家の中に入る花粉量が全く違います。
洗濯物に付着する花粉はハンパなかった!と実感しました。最近は花粉も防御してくれる高性能な柔軟剤なども販売されていますし、お日様の香りのする柔軟剤など部屋干しなのにいい香り&肌触りを保てる商品が豊富なので、そんな商品を活用して、しばしの辛抱です!
保湿!保湿!!保湿!!!
顔・髪の毛は保湿命で花粉症を乗り切ってもらいたいです。鼻水だのくしゃみだのなんだので体から水分はどんどん出て行くので、お茶などをよく飲むようにする他に、化粧水でたっぷりと水分補給してその後乳液などでしっかりと蓋をします。
私の必須アイテムはオロナインw あのベトベトしたオロナインをたっぷりと塗って放置。肌になじんだと思ったら少しティシュオフしてその上にパウダーをオン!ミネラルファンデーションのようなものでもいいですし、ボディパウダーでも問題ないと思いますが、個人的にはコスパもよいベビーパウダーがおすすめです。
パウダーをお肌に載せておくことによって、顔に花粉がぶつかった時に滑り落ちるようになるそうですよ!
「花粉症持ちが教える花粉症対策方法」まとめ
花粉症は人それぞれです。なので自分に効果があっても、他の人にはその対処方法がきかない場合もあります。自分にぴったりの方法を試行錯誤しているうちに花粉症はあっという間に終わるのがシズエ流(笑)
でも、なんとなく自分の花粉症と向き合っていくうちに「これは効くor効かない」が感覚的にわかってきますよ!
ただ、一番言えるのは「病院で処方してもらうお薬をシーズンちょっと前からひたすら飲む、花粉が消え去るまでしばらく忘れずに飲み続ける!」これが一番効果のある方法だと思います。
病院の指示に従いながら、民間療法もプラスして上手に過ごしてくださいね!

二児の母。長女の小学校入学に胸ルンルンの母シズエ。趣味は、釣りと愛車のお手入れという男らしい一面を持つ反面、コスメオタク&脱毛マニアというまさかのハイレベル女子。きめ細かな心遣いと細かい事は気にしない豪快さで、幅広い層に対応いたします(笑)
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